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虹の舞闘団が旅をしていると、いつの間にか増えていた八人目のメンバー。七つ子ではないが団員としての暗黙のルールを満たしているので、特に誰も気にせずいちメンバーとして扱われている。彼女の衣装は彼女自身が用意したものであるが、衣装担当の六女をして完全なる模範を言わしめるほどの出来栄え。

虹の舞闘団と呼ばれる七つ子姉妹の長女。冴え渡る刀の腕を活かし、舞闘団では戦闘頭をつとめる。東の国の文化に傾倒しており、その武術を学んだ。一日一回の座禅を欠かさないようにしているが、面白がった四女と六女にちょっかいを出される。凛とした立ち振る舞いゆえ、旅先で若い女性から想いを寄せられることもあるという噂。

虹の舞闘団と呼ばれる七つ子姉妹の五女。舞闘団で飼っている猫のエサやり担当。無口で気ままな性格であり、あまり自己主張をしないが料理の味にはうるさい。動物の気持ちがわかり、彼女の周りには自然と動物が集まってくる。

虹の舞闘団と呼ばれる七つ子姉妹の三女。記憶力がよく、舞闘団では記録係を担当する。毒舌家であり、残された記録には倒した魔物の悪口がびっしり書かれていることもある。長女と次女が用事でいないときには彼女が団を仕切ることになるが、面倒くさがり屋なのでその決まりを嫌がっている。

出所不明の汎用ロボット。情緒学習データに、下記のように改竄した形跡が残されている。「むかしむかしあるところに、白く小さなおへやがありました。おへやはブリキたちによって守られていました。ブリキたちには、そのおへやを平和にするという使命がありました。そのおへやには誰もおらず、ずっとずっと平和でした。」

世界を放浪する女流騎士団「フリアレス」の四番目のメンバー。二番目のメンバーであるイシスに誘われ、創設当初から所属している団員。団の中では最年長であり、メンバーの精神的なケアをまめに行っている。騎士団の精神的な支柱といえる存在。

世界を放浪する女流騎士団「フリアレス」のメンバーにして創立者。ほうぼうを仲間と旅し、先々で仕事を請け負って生活していたが、東の或る国で見かけた女流忍者集団「くのいち」に着想を得てフリアレスを発足。可憐に諜報や潜入をこなすという触れ込みで人気を博す。メンバーを着実に増やしながら、現在八名に至る。

出所不明の汎用ロボット。情緒学習データに、下記のように改竄した形跡が残されている。「ブリキは主の命令で、おへやから子どもをひとり外へ出すことになりました。ブリキは赤毛の男の子をひとり、外に出しました。おへやには男の子と女の子がのこり、おへやはちょっぴり平和でした。」

世界を放浪する女流騎士団「フリアレス」の六番目のメンバー。漆黒の鎧に身を包み、東方の武術である刀術を駆使する異色の騎士。無口だが仕事は着実にこなし、その刀の腕ゆえに団員にも信頼されている。何を考えているかよくわからないところがあり、彼女の本当の目的がある騎士団メンバーへの復讐だということは、まだ誰も知らない……。

出所不明の汎用ロボット。情緒学習データに、下記のように改竄した形跡が残されている。「赤毛のおおかみは他のおおかみたちと違い、ふたりを呪おうとはしませんでした。おおかみは、てつのはこの中に隠れれば女の子は助かると、男の子に教えました。男の子は女の子を、はこの中に隠そうと決めました。そして、ひとりぼっちにさせないために自分もはこの中に入りました。」

出所不明の汎用ロボット。情緒学習データに、下記のように改竄した形跡が残されている。「呪いをかけられた女の子を守って、男の子はどこまでもどこまでも逃げました。女の子のマッチの火は、今にも消えようとしていました。そして身動きがとれなくなっていたふたりを、一匹の赤毛のおおかみが見つけました。」

虹の舞闘団と呼ばれる七つ子姉妹の次女。しっかり者で舞闘団のリーダーをつとめる。決めることはスパッと決めるはっきりとした性格で、姉妹たちからの信頼はあつい。ただし特殊なネーミングセンスの持ち主であり、メンバーからツッコミを入れられることもしばしば。もちろん虹の舞闘団というネーミングは彼女によるもの。