指輪

東方出身の刀剣使い。由緒ある生まれながら現在は裏稼業で日銭を稼ぐ身分。剣舞に長けその風に舞う花弁の如く死を振りまく姿は剛の者たちから『冥府の死桜』と呼ばれ恐れられている。

世界を放浪する女流騎士団「フリアレス」の四番目のメンバー。二番目のメンバーであるイシスに誘われ、創設当初から所属している団員。団の中では最年長であり、メンバーの精神的なケアをまめに行っている。騎士団の精神的な支柱といえる存在。

世界を放浪する女流騎士団「フリアレス」の六番目のメンバー。漆黒の鎧に身を包み、東方の武術である刀術を駆使する異色の騎士。無口だが仕事は着実にこなし、その刀の腕ゆえに団員にも信頼されている。何を考えているかよくわからないところがあり、彼女の本当の目的がある騎士団メンバーへの復讐だということは、まだ誰も知らない……。

年齢不詳の魔女。たぐいまれなる『死霊術』の使い手で土の中に眠る骨や死体を意のままに操る。彼女自身も顔色が悪くいつもけだるげな雰囲気。使役するアンデッドに名前をつけるがそのネーミングのセンスは壊滅的。

アルドと同じ警備隊に所属するアーチャー。代々猟師の家系に生まれ弓の扱いや森林を利用した戦いを得意とする。面倒見のいい性格だが無益な殺生や過ぎた狩猟に対して強い嫌悪を見せることも。

出所不明の汎用ロボット。情緒学習データに、下記のように改竄した形跡が残されている。「呪いをかけられた女の子を守って、男の子はどこまでもどこまでも逃げました。女の子のマッチの火は、今にも消えようとしていました。そして身動きがとれなくなっていたふたりを、一匹の赤毛のおおかみが見つけました。」

エルジオンに残る数少ないシャーマン。未来世界では異質とも言える力を持っているためかプライドが高くときには傲慢に振る舞うことがある。ただ本人は決して認めないが自分と対等な相手や心許せる相手を求めている。憎まれ口が得意。

東国より密命を帯びてやって来たサムライ。若くして普賢一刀流を修めた傑物。感情を表に出さないため冷徹な人間に思われるが実は義理人情に厚い。無類の猫好きであり彼の懐には猫にあげるための煮干しが常備されている。

浮遊街ニルヴァの楽団に所属するソプラノの歌い手。ハープの名手でもあり奏でられる音楽とその歌声には魅了の魔法がかかっていると称えられるほど。上に五人の姉がいる末っ子のせいか甘えん坊なところがある。

カエルの姿をした謎の剣士。姿を隠すようにしてひっそりと暮らしている。その素性経歴など一切が不明だが東方の国の出身であるらしい。剣の腕はかなりのものでざっくりした男らしい性格だがかなり気が短くちょっとおっちょこちょいなところも。推定年齢37歳。

虹の舞闘団と呼ばれる七つ子姉妹の末っ子。舞闘団ではマスコットとして愛されている。昔は長女にあこがれて刀を使っていたが極度の虫嫌いであり、大型昆虫を討伐する際に、獲物に近づきたくないがゆえに杖に転向した。噂好きで姉妹たちの秘密を多数知っており、誰も彼女に逆らうことは出来ないという。

おのれの理想の実現を目指す花と書物を愛する青年。かつてはゼノ・プリズマ関連の研究最大手であるKMS社でその才能を振るっていた。自然が失われていく世界の現状を憂いて退社。現在は独自に自然環境復活を目指した研究を続ける。